多種多様な花の受粉を促進させ、種を次世代に繋いでいくという意味でも、自然界を支える重要な存在である蜂。
蜂の生態特徴を活かした養蜂は農作物の受粉を確実なものにし、はちみつや蜜蝋の採取のために、古くから日本でも親しまれています。
ここのえでは、エディブルフラワーや高原花豆、果菜類を主に栽培しており、周囲には夏・秋そばの圃場が多いため、蜂の活動場所としてマッチすると思われました。
長野県須坂市で養蜂90年以上の鈴木養蜂場様を地域の方からご紹介頂き、巣箱1つで小規模に養蜂を始めることにしました。
トマト・キュウリ・ナス等の果菜類から、そばやベリー類、ズッキーニ・カボチャ等の瓜系は、受粉促進により、増収や奇形改善の効果が期待できるようです。
りんご、梅、柿、さくらんぼ、梨などのプロの果樹農家も、養蜂を応用し増収に繋げている例があるとお聞きしたこともあります。
養蜂と言えば、何といっても自然の甘味のはちみつ。
鈴木養蜂場様では、巣箱の設置だけでなく、管理、メンテナンス、採蜜、ボトリングまで一手に実施頂けるとのことで、今回お願い致しました。
高原花豆は、今まさに開花直前期。紅色の鮮やかな花にハチ達が飛び回り、蜜を集め、自然の恵みのはちみつを頂けるのが、今から楽しみです。
蜂が活動している姿は感動的でさえあります。
次から次へと休まず動き、見えないチームワークで自然界の循環に貢献しています。
6月下旬、戸隠高原は各種野菜をはじめ、野原にも花が多い季節です。
色とりどりの花は見た目の鮮やかさだけでなく、香りも実に様々です。
ツユクサにとまったミツバチ
ズッキーニ
トマト
ナスタチウム
タチアオイ
そばの花
そば畑
鈴木代表が丁寧に設置作業を行ってくださいました。
蜂が形成するハニカム構造の美しさ。間近で初めて見て感動しました。
蜂さん達、頑張ってください!
まもなく開花する高原花豆。どんな蜜が生まれるか、期待しています。
養蜂をはじめました
更新:2019/06/27