THE KOKONOEのキッチンガーデンは春先になると行者ニンニクが姿をあらわします。
ヒガンバナ科ネギ属の多年草で別名はアイヌネギと言います。
3月中旬から芽を出しはじめ、3週間ほど食すに十分な大きさになります。
行者ニンニクに含まれる硫化アリルの1種であるアリシンは〔疲労回復〕〔抗菌・抗カビ作用〕〔抗酸化作用〕の効果が期待できるとされています。
4月の冬眠明けの身体での農作業はさながら試運転期間で、バランスよくメンテナンスして動かないと疲労が蓄積しがちです。
アリシンはちょうど今の時期に収穫できる山菜のアサツキやエシャロット、タマネギ、ネギといった野菜にも含まれています。
体力回復とスタミナ増強のための食材がこの時期に手に入りやすいのは有難いですね。
春に重宝される行者ニンニクの余った分は醤油漬けにし瓶詰めにしています。
農業に携わっていると食材の栄養価と人間の身体のバイオリズムが驚くほどマッチしていることに気づかされるケースが多いです。
地のもの、旬のものを食し、身体のコンディションを整え、仕事・農作業を進めていきます。
THE KOKONOE 代表☀
【疲労回復】旬の行者ニンニクの嬉しい効果
更新:2020/04/20