ラズベリーの若葉がグングン成長しています。
耐寒性に優れたバラ科の落葉小低木のラズベリーは日本では北海道や東北地方で主に栽培されています。
冷涼地な戸隠の気候にマッチすると思われ、露地でテスト栽培を試みたところ越冬してくれました。
冬をこえるとシュート(株元から出る新しい枝)やサッカー(地下茎から伸び根元から離れた場所から生える)も地上に出てきており、旺盛な成長力を感じます。
健康ブームや食の多様化を背景にラズベリーの需要が高まっていますが、現在は欧米からの輸入品が大半を占めているようです。
そのため、日本で好まれる品種の改良や栽培技術の向上が求められ、ラズベリーの生態と技術の研究を積極的に進めている機関もあります。
ラズベリーにはビタミンEやアントシアニンが豊富に含まれており、中でも脂肪分解に力を発揮するラズベリーケトンという成分が注目され、美容面でも関心を集めています。
小さな多肉の果実はエネルギッシュな紅色が美しく、酸味と淡い甘みの絶妙なバランスがクセになるという人も多いですよね。
昨年も少し実ってくれましたが、今から今期の成長が楽しみです。
料理やスイーツに活用し、食べる方々に美味しさと幸せをお届けできますように。
もちろんその場で摘んで食べるのが最高ですね。
THE KOKONOE 代表☀
【美容食材として注目】越冬したラズベリーの若葉が生育中
更新:2020/04/29