山椒の若芽、木の芽の季節です。
THE KOKONOEの敷地には、植えて2年目の山椒の木があります。
まだ小さいですが、無事越冬し、若芽を出してくれると、嬉しさと安堵と両方の気持ちが湧いてきます。
敷地内の動植物は、いつの間にか生活の中で切っても切れない家族同然の存在になっていることに気づかされます。
ランチには、畑で採れたラディッシュの葉と茗荷の甘酢漬けを刻んだものを雑穀ご飯に混ぜて、おあげに詰めました。
すし酢を使わずとも、茗荷の甘酢漬けが酸味の役割を果たしてくれます。
おあげは砂糖を使わずに果汁で甘みをつけてじっくり煮ました。
優しい酸味と甘み、木の芽の清々しさが口の中で広がる稲荷寿司です。
稲荷寿司は海苔巻き同様、農作業の合間に手軽に食べれるので、これからの農繁期に出番が多くなりそうです。
THE KOKONOE シェフ☽
【木の芽の季節】清々しい稲荷寿司
更新:2020/05/14